NASCARカップ戦のプレーオフ前のレギュラーシーズン最終戦がデイトナで開催された。
今回のレースで注目されたのは、ポイントでプレーオフ入りを目指していたジミージョンソン、マットディベネデット、ウィリアムバイロンなどがプレーオフ入りできるか注目された。
レースは2回の赤旗中断でオーバータイムでヘンドリックのウィリアムバイロンがNASCARカップ戦初優勝した。バイロンは最後のリスタートでインサイドからリスタート。アウトサイドのデニーハムリンが良いリスタートを決めたものの、クリントボーヤやチームメイトのチェイスエリオットのプッシュもありバイロンがチェッカーフラッグを先頭で受けた。ヘンドリックの24号車は2015年のジェフゴードンがマーティンズビルで勝った以来の勝利となった。
プレーオフ入りした16人
1.ケビンハービック(SHRフォード):2057
2.デニーハムリン(JGR トヨタ) :2047
3.ブラッドケセロウスキー(ペンスキー フォード):2029
4.ジョーイロガーノ(ペンスキー フォード): 2022
5.チェイスエリオット(ヘンドリック シボレー):2020
6.マーティンテューレックスJr. (JGR):2014
7.ライアンブレイニー(ペンスキー):2013
8.アレックスボウマン(ヘンドリック):2009
9.ウィリアムバイロン(ヘンドリック):2007
10.オースティンディロン(RCR シボレー)2005
11.コールカスター(SHR):2005
12.エリックアルミローラ(SHR):2005
13.クリントボーヤ(SHR):2004
14.カイルブッシュ(JGR):2003
15.カートブッシュ(チップガナッシ シボレー):2001
16.マットディベネデット (ウッドブラザーズ):2000
以上16名のドライバーで最初の3戦が争われ、この中から4人が脱落する。
スチュワートハースレーシングは4台中全員がプレーオフに進出。ペンスキーも3台中3台がプレーオフ入り。チップガナッシはカートブッシュのみ。JGRは絶好調のハムリンを筆頭にカイル、テューレックスJr.がプレーオフイン。ヘンドリックは残念なことにジミージョンソン以外はプレーオフ入りを果たした。
今年でNASCARから引退を発表しており最後のプレーオフ、最後のデイトナとなったジミージョンソン。レース終盤までは5ポイントのリードを持っており1回目のビッグワンをかわし、プレーオフ入りは確実かと思われたが、残り2周のビッグワンに巻き込まれプレーオフ進出はできずにレースを終えた。ジミージョンソンはプレーオフに進出はできなかったものの、インタビューで残り10戦あるので勝ちたいとコメント。
カイルブッシュは勝利がないままプレーオフ初戦を迎える。去年のシリーズチャンピョンのカイルブッシュ。カイルらしからぬレギュラーシーズンとなった。プレーオフポイントも2003ポイントとプレーオフに進出できたものの依然として厳しい状況だ。
プレーオフ初戦は伝統のダーリントン・サザン500の予定。
その後、リッチモンド、ブリストルとショートトラックが開催される。
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