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2020年7月20日月曜日

リチャードチルドレスレーシング 1‐2フィニッシュ

 アメリカ・テキサス
 334周/500マイルで争われたカップ戦。8回のコーション、1回のレッドフラッグが出る荒れたレースとなった。レースを制したのはリチャードチルドレスレーシングのオースティンディロン。2018年のデイトナ以来の優勝となった。そして、同じくリチャードチルドレスレーシングでルーキーのタイラーレディックが2位フィニッシュ。リチャードチルドレスレーシングの1‐2フィニッシュとなった。
 レースはステージ1とステージ2はライアンブレイニー(ペンスキー)が速くレースを支配した。レーストラックが新しく改修されバンクが浅くなったことでタイヤの持ちが厳しいとされていたテキサス。今回は、意外にもタイヤのたれが少なく、4タイヤチェンジと2タイヤ、ノータイヤチェンジの差が少なく見えた。実際に、307周目のイエローのピット作業ではタイラーレディックは燃料のみでピットアウトしトップに浮上。オースティンディロンは2タイヤを選択した。2タイヤでも速さに著しい衰えはなかった。
最後のリスタートで4タイヤを選択したカイルブッシュとジョーイロガーノがセカンドローにつけるなか、4タイヤのアドバンテージを生かし、2タイヤのオースティンディロンとノータイヤチェンジのタイラーレディックを抜くことができるか注目したが、あまり4タイヤと2タイヤの差がなく抜くことができなかった。これはリチャードチルドレスの作戦勝ちとなった。

写真:Brian Lawdermilk
リチャードチルドレスレーシングは決して強豪チームとは言えない状況だが今回の1‐2フィニッシュで大きくチャンピョンシップに向け勢いがついたといえる。去年はプレーオフにも進めず苦しいシーズンとなった。しかし、今年はXfinityで2回チャンピョンになっているタイラーレディックを起用しルーキーながらトップ10上位に食い込む強さを見せている。タイラーレディックは現在プレーオフスタンディングでは18位とプレーオフ出場圏外だが、16位のジミージョンソンから14ポイントの差なのでポイントでも十分にプレーオフ進出ができる位置にいる。
スーパースピードウェイの運で勝ったのではなく着実に1.5マイルで勝ち、力をつけている。
Brian Lawdermilk 

 ジミージョンソン

 レース序盤は後方から追い上げ、ペナルティもあり最後尾からの追い上げで速さを見せたジミージョンソンだったが117周目に壁にヒットしてしまい順位を落とした。結局20位完走という結果に終わった。ジミージョンソンはプレーオフスタンディングの16位におりチームメイトのウィリアムバイロンと2ポイントの差しかない。もし、16位以下のドライバーが勝ってしまうと押し出されてしまう。プレーオフ進出に向け勝ちが何としても必要な位置にいる。

 また勝てなかったカイルブッシュ

 速さを見せておりトップ10を走っていたカイルブッシュだったが219周目に発生したビッグワンともいえるクラッシュに巻き込まれ後退。カイルブッシュは3ワイドの真ん中になってしまい、後ろから来たエリックアルミローラ(SHR)がタイトになりカイルブッシュとコンタクト。カイルブッシュはグラスへと突っ込んでしまった。このクラッシュで後退したものの4位でフィニッシュ。悪くない順位だが勝ちが欲しいカイルには悔しい結果となった。現在はプレーオフスタンディングでは13位とまだ安全圏にはいるが17位のウイリアムバイロンから85ポイントの差だ。
 レース後のインタビューで「クラッシュに巻き込まれ、どうやって4位まで上がってこれたのですか?」と聞かれ「KFB」の一言で返答。おそらく、「Kyle Fast Busch」ではないかと思う。SNS上では「Kyle F*** Busch」などとも目にした。これは勝てていないカイルブッシュを皮肉ったジョークでしょう。
写真:Tom Pennington
タイトになったアルミローラに押し出されたカイルブッシュ

 次戦はカンザスでレースが行われる。同じ1.5マイルでもテキサスとは違いDシェープなので違ったレース展開になるだろう。

2020年7月15日水曜日

NASCARと政治

 NASCARは他のモータースポーツカテゴリーと比べれば政治との関りが強い。
アメリカを拠点としているのも一つかもしれないが、選挙など政治活動が関与することもある。
 今年、アメリカは4年に一度の大統領選挙の年である。
NASCARは特に共和党とのつながりが強いように感じる。NASCARが共和党と仲が良いと言うよりも、NASCARの昔からのファンに共和党支持者が多いというのが正しいかもしれない。ファン母体に南部の人々が多いことから共和党支持者が多いように見受けられる。自由の国で自己主張が強いアメリカでは町でも家の前にTRUMP2020の旗を掲げているのを目にする。他にもトランプ大統領の帽子をかぶった人なども。話が少しずれたが、NASCARと政治の関りを見ていこう。

  記憶に新しいのは、今年のデイトナ500にトランプ大統領がグランドマーシャルとしてデイトナにやってきた。スタートコマンドをして、大統領専用車でパレードラップも行った。大統領選挙の年ということで選挙活動の一環だったのか真相は分からない。2004年には当時大統領だったジョージブッシュがデイトナ500を訪れた。面白いことに、この年も現役で二回目の当選を目指していた年であった。そして、両方とも共和党というところも興味深い。
2004年と2020年


 スポーツジャーナルによると、NASCARは政治的スポンサーの禁止を検討したディスカッションの初期的段階にあると報道。32号車のコリーラジョーイのマシンにTRUMP2020のスポンサーがついたことから議論が始まったとしている。
https://sports.yahoo.com/nascar-reportedly-discussing-potential-ban-on-political-sponsorships-183826645.html
 
 過去には2016年の大統領選挙時にはいくつかのトランプ支持スポンサーが存在した。
他にも、2004年にはカークシャルマーディンがブッシュチェニーのステッカーを貼り連邦選挙局から警告があった。
Reed Sorenson practices for the NASCAR Sprint Cup Series AAA Texas 500 at Texas Motor Speedway in Fort Worth, on Nov. 4, 2016.
写真:Matt Sullivan/NASCAR Getty Images
2016年の大統領選
トランプ政権は日本車に高い関税を課せるなどと輸入車規制を選挙公約にしていた。トヨタのマシンにトランプ2016のスポンサーが付くのもなにか皮肉のようだ。実際にはアメリカ市場で販売されているカムリはアメリカのアラバマ州にある工場で生産されている。

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9レースのスポンサー契約をしたペイント。
今回のコリーラジョーイのスポンサーの件はPACという政治団体がGO Fansレーシングのスポンサー権を買ったと報道されている。ポコノではステッカー一枚になんと35万ドル(3700万円)をPACが払ったとも報道されている。そして、チームはPACと前回のインディアナポリスを含む9レース契約したと発表。チームやドライバーが支持を表明しているのではなく、PACがスポンサー権を買ったということになる。
Corey LaJoie, driver of the No. 32 Built Bar Ford, during the NASCAR Cup Series Pocono 350 at Pocono Raceway on June 28, 2020.
写真:Jared C. Tilton/Getty Image
リアにTRUMP2020のロゴが見える。

 選挙などの政治には直接関りはないが、NASCARで年間チャンピョンになった場合、ホワイトハウスに招待される。
President Obama and Kevin Harvick on South Lawn
Official White House Photo by Pete Souza

2020年7月14日火曜日

NASCAR 新しいペイントスキームを発表

 NASACARはオールスターレースで新しいペイントを試みるとしていた。内容は、今までカーナンバーが真ん中にあ、スポンサーロゴはボンネットまたはリアタイヤの上あたりにあった。それを、スポンサーロゴをカーナンバーがあったところに貼り、カーナンバーを少しずらすと発表。これを聞いたとき本当かよと思った。NASCARは他のモータースポーツカテゴリーと違いカーナンバーはドライバーやチームの歴史が詰まっている。例えば、48と言われればジミージョンソン、3と言われればデイルアンハート(現在オースティンディロン)などと往年のファンや新しいファンからも親しまれるカーナンバーがいくつも存在する。そのカーナンバーを小さくしてスポンサーロゴを貼るとはと思っていた。
 スポンサーを大事にするNASCARですが、NASCARはずっとカーナンバーを側面の真ん中に大きく表示するのが一般的だった。IMSAスポーツカーや日本のスーパーGTでは側面にスポンサーロゴを貼っているマシンが多い。


今回発表されたペイントを見るとそこまで悪くない。
一例を紹介してみる。
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チップガナッシレーシング:マットケンゼス#42
マクドナルドのロゴが良い感じに配置されており、思っていたより悪くない印象。

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JGRの4台
こちらは、JGRの4台。マーティントゥーレックスJrのBass Pro Shopsはなかなか似合っている。

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SHR
SHRの4台。悪くはないが、そこまで似合っているとも言えない。

似合う似合わないはスポンサーのロゴ、デザインにもよるかもしれない。
スポンサー獲得が難しくなっているNASCARの新たな取り組み。果たして、来年からの採用となるのか。

オールスターレースのもう一つの変更点として、マシンの下にライトをつけ光らせるとしています。
一度、シーズン終了後の表彰式でお披露目はされていましたが、まさかレースで採用されるとは思ってもいなかった。
Kurt Busch - NASCAR Underglow kit
カートブッシュ:ビクトリーラップにて。

2020年7月9日木曜日

NASCAR 8月のスケジュールを発表

 ジミージョンソンがケンタッキーから復帰
 スケジュールの話の前にジミージョンソンのことから。
 金曜日にコロナウイルスの陽性反応が出たジミージョンソンが二回の検査が両方とも陰性だったことからカンザスでのレース出場が許可された。
 金曜日に陽性反応が出てインディアナポリスで開催されたブリックヤード400は欠場したが、月曜日と火曜日に検査を行い両方とも陰性であった。
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NASCAR 8月のスケジュールを発表
 8月のスケジュールが発表されレギュラーシーズンのスケジュールがすべて発表された。プレーオフのスケジュールはまだ発表されていない。
早速発表されたスケジュールを見ていこう。
8月8日、9日ミシガン(2マイルオーバール)でダブルヘッダーが開催される。そして、なんとデイトナのロードコースでレースが開催される(カップ戦は8月16日)。本来は2021年シーズンの開幕前に行われるブッシュクラッシュでロードコースレースでレースをすると発表していたが早くもポイントレースでの採用となった。これには、ワトキンスグレンで開催予定だったレースがニューヨーク州の規定により開催できなくなり、代わりとしてデイトナのロードコースでの開催になったと考える。そして、デイトナロードコースでのレースはカップ戦以外に、ARCA、トラックシリーズ、Xfinityとすべてのカテゴリーが走ることになる。デイトナのあとにドーバーでダブルヘッダーを開催し再びデイトナに戻ってくるスケジュールとなった。レギュラーシーズン最終戦はデイトナのオーバルコースで争われることになる。

デイトナのロードコースはカイルブッシュなどが24時間レースで経験があるもののストックカーでの経験はない。ほとんどのドライバーがデイトナロードコースでの経験はなく、NASCARが走るのも初めてなためどうなるか今からでも楽しみである。

ARCAとトラックシリーズはゲートウェイでインディカーとダブルヘッダーレースに。
 レギュラーシーズンの最終戦はプレーオフのポイントバブルにいるドライバーたちがプレーオフ進出のために戦うので注目である。
昨日のブログにてNASCARのダブルヘッダーもこれから増えるかもしないと書いたがスケジュールを見ると2戦がダブルヘッダーになっている。コロナウイルスの影響でミシガンは6月のレースが開催できなかったこともあり今回はダブルヘッダーになったと考えられるが、ダブルヘッダーは来シーズンも採用されるかもしれない。ちなみにミシガンのレースはFireKeepers Casino 400とConsumers Energy 400と400マイルの長いレースかと思ったら400キロ(312マイル)だった。さすがに2日で800マイルのレースはドライバーにも辛い。ファンとしても300マイルのレースなら飽きることなく見ることができるだろう。
 

2020年7月7日火曜日

アメリカ トランプ大統領がババウォレスJrを批判

 日本時間だと昨日の夜遅く(アメリカでは月曜日の朝)とんでもないツイートを目にした。それは、アメリカのトランプ大統領がタラデガで起こった縄の件について謝る必要がある、嘘のニュースだったと批判ツイートをしたのだ。それだけではなく、その件と南軍旗を禁止したことについても批判した。
 https://twitter.com/realDonaldTrump/status/1280117571874951170?s=20
 
 この件に対してババウォレスは次世代に残すメモとしてツイートをした。
https://twitter.com/BubbaWallace/status/1280208949749460999?s=20

また、タイラーレディックやジミージョンソンもTwitterでババウォレスを支援するツイートをした。

 今回のトランプ大統領のツイートはあと4ヵ月と迫っている大統領選が関わっているのではないかと考える。アメリカ国内で、人種差別の問題が続き南部の共和党支持者が離れていく中で、支持獲得目的でツイートしたとも見受けられる。アメリカでは人種差別発言をした議員は政治家人生が終わるとも言われている。そんな中、直接的に人種差別をしたわけではないが、アメリカという国のリーダーである人物がするべきではないツイート内容だったと思う。

 南軍旗はNASCARで数年前も禁止するべきだという議論はあったものの、禁止にするまでは至らなかった。そして、今回、ババウォレスが声を上げNASCARがその意見を聞き入れ南軍旗の禁止に踏み切った。F1は完全に政治的関与を禁止している。NASCARは比較的、政治関与が多くあるように見受けられる。共和党(トランプ2020)などと書かれたスポンサーもある。今すぐ政治寛容を100パーセント禁止にすることは難しいだろう。NASCARではチャンピョンを獲得すればホワイトハウスに招待される。また、今年のデイトナ500ではトランプ大統領がグランドマーシャルとなりスタートコマンドも行った。(これも選挙活動の一環だったとの批判の声もある)
 しかし、すべて含めてNASCARのエンターテイメントであり、大統領や知事がレーストラックに来てファンが盛り上がるのはアメリカらしさが見受けられ好きである。しかし、このような批判を政治家からされてしまうとファンとしても良い気分ではない。

2020年7月4日土曜日

速報 ジミージョンソンがコロナウイルス陽性反応

 NASCAR 7回チャンピョンのジミージョンソンがコロナウイルスの検査で陽性反応が出たと発表。ジミージョンソンは今週末のブリックヤード400(インディアナポリス)を欠場すると発表。ヘンドリックモータースポーツは代役にジャスティンオルガイヤーを起用すると発表。NASCARのドライバー一人目の陽性となってしまいました。
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 ジミージョンソンは陽性反応後声明を発表。「今までカップレースを欠場したことはなく、とてもがっかりしているが、プレーオフ出場に向けレースに戻り勝つ」と声明を発表。
 ジミージョンソンは現在633戦連続出場を更新していて現役のドライバーでは最も多く連続出場していたドライバーでした。ジミージョンソンがプレーオフに進むには勝ちが必要になりかなり厳しい状況になってしまいました。

 ヘンドリックモータースポーツはこれまでに健康保護の対策として顔を覆う、施設内での検査、消毒を徹底していたとしています。また、仕事時間の分散や消毒を徹底していくと発表。
いつNASCARのレースに復帰することなどは分かりませんがNASCARのルールでは二回、検査を受け両方とも陰性である場合レースに出場できるとしています。
これにより、インディアナポリスで予定されていた、インディカーのテストも延期になってしまったことでしょう。
今はジミージョンソン、家族、そしてNASCAR関係者に広まらないことを望むばかりです。

ダブルヘッダーとして開催されるインディカー、Xfinityレース(ロードコース)、NASCARカップ戦の中止、延期などは発表されていません。

2020年7月3日金曜日

ジミージョンソンがチップガナッシレーシングからインディカーをテスト

 NASCAR 7タイムチャンピョンで2020を最後にNASCARを引退すると発表しているジミージョンソンがインディアナポリスのロードコースをチップガナッシレーシングからテストすると発表。
https://twitter.com/JimmieJohnson/status/1277686867035664384?s=20

 ジミージョンソンはNASCAR引退を発表後インディカーへの参戦に興味を持っていました。インディカー開幕前のCOTAで行われたテストにも顔を出していました。また、コロナパンデミックの前にはマクラーレンからアラバマでインディカーをテスト予定でしたが、コロナウイルスの影響で未定、または予定が白紙になっていました。その中で、急遽チップガナッシレーシングからテストに参加すると発表されました。ジミージョンソンは引退を発表した後、コロナウイルスの影響でシーズンが延期になり、2021もNASCARに残るなど噂もありますが、FOXスポーツの電話インタビューでは、他のカテゴリーに興味を示しており、特にロードコースには興味があると言っていました。
 ジミージョンソンは2017年6月のドーバーが最後の勝利でそれから勝てていません。2019年からはメインスポンサーがLOタイムチャンピョンで2020を最後にNASCARを引退すると発表しているジミージョンソンがインディアナポリスのロードコースをチップガナッシレーシングからテストすると発表。

 ジミージョンソンは2017年6月のドーバーが最後の勝利でそれから勝てていません。2019年からはメインスポンサーがLOWE'SからALLYになりジミージョンソンの勢いがあまり見受けられなくなっています。

2020年4月28日火曜日

チップガナッシ#42にマットケンゼスを起用

 チップガナッシレーシングは#42にマットケンゼスを起用すると発表しました。チップガナッシレーシングの#42にはカイルラーソンがフルタイムで出場していましたが、先週のiRacingのストーリーム中に人種差別用語を言ってしまいチームが契約解除をしました。
 その後、#42にはXfinity,トラックシリーズに参戦しているロス チャスティーンが代わりにドライブするのではないかと言われていましたが、若手ではなくベテランのマットケンゼスの起用を発表。ケンゼスは、「予想もしていなかった機会だが、よく考えた結果、タイミングと機会がレースに戻るにはベストタイミング」と声明を発表。#42のスポンサーであるCredit One Bankもサポートの続行を表明。
https://twitter.com/CreditOneBank/status/1254875704774275074?s=20

 
 なぜ若手ではなくベテランの起用に至ったのか?
 1番の候補の予想として若手のロス チャスティーン。私もロス チャスティーンが代わりに出場すると考えていました。カップ戦にはデイトナで怪我をしたライアン ニューマンの代わりに#6から参戦していましたが、昨日ライアン ニューマンの復帰が発表され、チップガナッシからのカップ戦参戦は確実と思われていました。
 ロス チャスティーンを起用しなかった理由としては、チップガナッシは若手よりも経験豊富でチャンピョンシップを戦えるドライバーを望んでいたことです。ケンゼスは二年間のブランクがありますが、665戦出場、デイトナ2勝、チャンピョンと輝かしい成績を持っています。チップガナッシとしては若手を乗せるリスクよりNASCARを知り尽くしたベテランを乗せたほうが良いと判断したのではないでしょうか。一部報道によると、カール エドワーズとも交渉していたと報道されています。https://twitter.com/JennaFryer/status/1254803004982808582?s=20
 もう一つの大きな理由として、ロス チャスティーンの契約の問題です。2020年シーズンはKauling レーシングとフルタイム契約をしており、Xfinityのフルタイムドライバーをチップガナッシが乗せるとなるとスポンサーの問題、Kauling レーシングの後釜などいろいろな問題が発生からだと考えます。
 現在、NASCARカップ戦は新型ウイルス感染症の影響で4戦しか開催していないので、マット ケンゼスが第5戦から参戦しても十分にチャンピョンシップ候補として戦うことは可能です。
 

約8時間の末決着したデイトナ500 2021

 フロントローモータースポーツの快挙  NASCAR開幕戦デイトナ500は予定通り現地午後3時から開催された。レース開始から14周目に一回目のビッグワンが発生し、雨も降り始め、16周目でレースは中断した。約6時間の中断後、レースは再開された。再開後は14周目までが嘘かのようにシン...