2020年7月30日木曜日

NASCARドライバーのジミージョンソンがインディカーをテスト

 NASCARで7回の年間チャンピョンを獲得しているジミージョンソンがついにIMSでインディカーをテストした。
 ジミージョンソンは今年でNASCARからの引退を表明しており、シーズン開始前からも他のレースカテゴリーに興味を持っていた。特にオープンホイールに興味を持っており、去年のインディ500のプラクティスやCOTAで行われたテストに足を運んでいた。
 コロナウイルスのパンデミック前にはアラバマでマクラーレンからインディカーのテストが予定されていたがパンデミックの影響で白紙となっていた。その後、NASCARも約2か月間の間レースが中断する中、インディカーとNASCARではiRacing(本格的なビデオシミュレーションゲーム)でレースが開催された。そのiRacingにジミージョンソンも参戦。ジミージョンソンはNASCAR仕様のシミュレーションではなく本格的なフォーミュラカー仕様のシミュレーションを利用していた。
 NASCARとインディカーが再開され、初めてIMSでダブルヘッダーが開催された中、ジミージョンソンがチップガナッシレーシングからインディカーのテストを行うと発表された。しかし、IMSでのレース前にジミージョンソンにコロナウイルスの陽性反応が出たことで、レースも欠場しテストも再び延期となった。そして、今回アメリカ現地火曜日にIMSでテストが行われた。テストにはスコットディクソンがレーシングアドバイザーを務めるなど本格的にテストが行われた。
 チップガナッシレーシングは今季開幕四連勝しており、インディカーでは勢いにのっているチームだ。一方NASCARではカイルラーソンの問題などありゴタゴタのシーズンだが決して弱いチームではない。
Jimmie Johnson works in IndyCar test at Indianapolis | NASCARNASCAR champ Jimmie Johnson enamored with IndyCar after test

 今後のジミージョンソン

 ジミージョンソンは今年でNASCARを引退すると発表している。そして、コロナパンデモニウムの影響で引退しないなどのうわさもあったがFOXのインタビューではNASCARからは引退するが他のレースには興味がありドライバーは引退しないと答えている。また、インディカーに興味があり今回テストしたが、スーパースピードウェイなどのオーバルコースには興味がないと答えていた。しかし、最近になりインディ500の出場も噂されている。エアロスクリーンが導入され安全性が向上しオーバルでの大きな事故も防げるようになったからではないかといわれている。

 現在、ジミージョンソンはNASCARでは少しスランプに陥っている。最後に勝ったのが二年前のドーバーでそれ以来勝利がない。クラッシュも目立つレースが多くなり、今シーズンはリードラップを走行中に周回遅れと絡みクラッシュなどトラブルが目立っている。NASCAR歴代最多の7回という輝かしい功績を持ったドライバーで20年近くNASCARだけで戦ってきたジミージョンソンだが、ドライバー人生の転機としてインディカーにフル参戦するのも悪くはないと考える。今後のジミージョンソンの動きに注目だ。


 ヘンドリックの48はどうなるのか?

 ジミージョンソンが引退することで空きが出るヘンドリックモータースポーツ。3台体制に縮小されるのか、ルーキーを起用するのか、それともベテランを起用するのか注目されてきた。今、一番有力な情報はチームペンスキーから参戦しているブラッドケセロウスキーを起用する案だ。彼はチャンピョン経験者であり、今年でチームペンスキーとの契約も切れフリーになる。ルーキーを起用するよりもベテランを起用するべきだとチームは考えていることからブラッドケセロスキーは有力な候補となっている。そして、昨日ツイートでどこのチームとかははっきりと明らかになっていないが交渉中とツイートされていたことから近日中に発表があるだろう。
 ヘンドリックはジェフゴードン、デイルアンハートJr、ジミージョンソン、ケイシーケインの四強の時代から今は若手三人と一変した。他にも様々なドライバーを起用してきたヘンドリックだがこの四人がいたころのチームは黄金期だったと言えるだろう。これからのヘンドリックの動きにも注目だ。Hendrick Motorsports | LinkedIn
 

 

NASCAR 2020シーズンは練習走行と予選なしで開催

 コロナウイルスにより約3か月間レースを休止し、5月からダーリントンでレースを再開したNASCAR。これまで、チームの接触を減らすための対策として、カップ戦では練習走行、予選を無くしていた。予選方式も、くじ引きやレース結果を逆にしてみたりしてスタート順を決めていた。
 そして、NASCARは正式にこれからの2020シーズンは引き続き練習走行と予選をしないと発表された。これから、9月に入るとチャンピョンシップをかけたプレーオフが始まり、予選なしでくじ引きでスターティンググリッドを決めるのはどうかなと思う。ワンデイイベントで午前中に予選だけしてもいいのではないだろうか?問題点としては、NASCARは約40台の参戦があり、一回の予選に時間が掛かってしまう。

 デイトナのロードコースも練習走行なし
 急遽、スケジュールに組み込まれたデイトナのロードコースでも練習走行と予選は行われない。デイトナのロードコースをストックカーが走るのは初めてですべてのチームは情報がゼロの状態からレースをしなければいけない。
What channel is NASCAR on today? Time, TV schedule for postponed ...

2020年7月26日日曜日

NASCAR デニーハムリン絶好調

 NASCARカップ戦はアメリカ・カンザスで木曜日の夜に開催された。
レースの勝者はデニーハムリン(JGR)。今年はデニーハムリン絶好調の年で今季5勝目を獲得。いま最も勢いがあるドライバーだ。ハムリンはレース序盤から速さを見せステージ1はチームメイトのカイルブッシュに獲られたもののレースをリードするなど安定した速さを見せた。レース終盤は荒れた展開になりコーションが多発、レッドフラッグも降られる荒れた展開となった。その中で作戦を分けてきたマシンがいた。196周目のイエローコーションでマットケンゼスは燃料のみでポジションをアップ、しかしタイヤがきつく後退。他にもウィリアムバイロン(ヘンドリック)や同じくヘンドリックのアレックスボウマンなどが2タイヤでポジションアップ。一時、レースをリードしたもののフレッシュタイヤに負けてしまった。
写真:Jamie Squire
レース全体を通して速かったデニーハムリンとブラッドケセロウスキー

 カイルブッシュ

今季初ステージウィンを獲得したカイルブッシュ。レース序盤も70周以上のラップリードを重ね、ステージ2でもピットで順位を落としたものの、トップ5をキープしており今日こそ勝てるかと思っていたが、225周目三番手を走行中、壁にヒット。結局初優勝にならず11位完走となった。
写真:Jamie Squire 

プレーオフ進出バトル

プレーオフ進出をかけた16位、15位のバブルドライバーの争いが面白くなっている。プレーオフ(チャンピョン争い)に進出するには16位までに入らなければいけない。そして、勝つとプレーオフに進出できる権利を手にするが勝ちがないドライバーはポイント順で進出枠を争うことになる。現在5勝のハムリンがリードしており10人の勝者がプレーオフ進出を確定している。11位のエリックアルミローラ(SHR)から16位のウィリアムバイロンまではポイント順となっている(カンザス終了後)。カンザスのレース前は16位にジミージョンソン(ヘンドリック)、17位にウィリアムバイロンと2ポイント差だったのが、カンザス終了後にジミージョンソンが19位まで後退しウィリアムバイロンとの差が18ポイントにまで広がった。他にも17位にタイラーレディック(10ポイント差)、18位エリックジョーンズ(18ポイント差)とわずかなポイント差でプレーオフまでに入れ替わりが起こるので必見である。また、プレーオフスタンディングの16位圏外から勝者が出ると繰り下げられので、残り少ないレギュラーシーズンでバブルドライバーはポイントを確実に取り勝利も欲しいところである。
今シーズンで引退のジミージョンソンだがまだプレーオフ進出バブルにいる。

 次戦は1.5マイルから1マイルのニューハンプシャーで開催される。その後はミシガンでダブルヘッダーと夏の暑い時期に連戦が続く。
 

約8時間の末決着したデイトナ500 2021

 フロントローモータースポーツの快挙  NASCAR開幕戦デイトナ500は予定通り現地午後3時から開催された。レース開始から14周目に一回目のビッグワンが発生し、雨も降り始め、16周目でレースは中断した。約6時間の中断後、レースは再開された。再開後は14周目までが嘘かのようにシン...