2020年3月13日金曜日

中止か続行か

 現在、世界中で問題になっている新型コロナウイルス感染症。様々なスポーツイベントが中止、延期になっている中モータースポーツにも影響が出てきている。
F-1では今週末に開幕予定だったが、マクラーレンのチームクルーが感染したことや他の感染リスクを考え開幕戦を中止とした。
 NASCARではすでにシリーズは2月に開幕しているが現在、今後レースを続行するか延期にするか話題になっている。NASCARカップ戦は2月にデイトナで開幕し、4戦を終了した。今まではコロナウイルスによる延期、中止など問題なくレースは行われていた。
 しかし、NASCARは今日の午後に声明を発表し今週末に開催されるアトランタと第6戦のホームステッドは観客なしで開催すると発表した。その後のテキサス、ブリストルは今のところ予定通りに開催するとしている。
 
 なぜ中止、延期ではなく無観客で開催に踏み切ったのか?
 ここからは、個人の意見になりますが大きな理由は2つあると考える。
1つ目は、アトランタ、ホームステッド共に年間1レースのみという点だ。NASCARでは多くのトラックで年二回開催されているが一部トラックでは年一回開催になっている。年一回開催の場合トラックの状態(天候など)も考え一番良い時期を選び開催していることが多い。延期となるとチームへの負担、トラック運営側への負担が大きいため開催に踏み切ったことが挙げられる。
 もう一つの理由として、スケジュール調整が難しい点である。NASCARはほぼ毎週レースを開催しており、休みがあるのはイースターブレイクとオリンピック開催期間の8月の2週間だけというタイトスケジュールになっている。延期した場合はファンも観戦することができるが、シーズン中の延期が難しい場合はシーズン終了後にレースすることになり消化試合になってしまう。また、オリンピック期間は放送局などの問題もある。
 これらの2点が大きな理由ではないかと考える。

NASCARのこれまでの延期、中止例
 NASCARは天候の影響で月曜日に延期などはよくあることだが、長期的な延期になると例が少ない。2001年の9.11(まだ、観戦していなかったので曖昧な記憶)の時はアメリカ国内のスポーツイベントがすべて自粛しNASCARも2週間自粛しニューハンプシャーのレースを最終戦後にノーポイントレースとして開催した例がある。また、今までに観客なしでレースを行った例はない。

 

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