2020年7月17日金曜日

チェイスエリオット 100万ドル獲得

 今週の水曜日、世界最速のショートオーバル・ブリストルでオールスターレースが開催された。例年、シャーロットで開催されていたオールスターレースだが今年はコロナウイルスの影響でブリストルで開催された。勝者はチェイスエリオット。見事100万ドルを
手にした。オールスターレースは、レギュラーシーズンのポイントや勝ち数は加算されず100万ドルのためだけにドライバーがレースするガチンコバトルである。

そして、今回は観客数を大幅に増やした3万500人の動員であった。

また、新たな試みであったレースカーの足元を照らすライトの装着やコーンルール(レーン選択)など遊び心があった普段のレースでは見れない試みがいろいろとあった。
マシンの足元のライトはマニュファクチャラーごとに色が違い、トヨタはオレンジ、シボレーはオレンジ、フォードが青と分かれていた。
NASCAR All-Star Race at Bristol Motor Speedway - Underglow lights
 写真:Jared C. Tilton/Getty Images
各マニュファクチャラーによりライトの色が違う。

4-All-Star - MRN - Motor Racing Network
写真:Getty Image 

オールスターレースでは番号の位置も少しずらし空いたスペースをスポンサーロゴにすることが試された。個人的な意見だが思ったよりも悪くない。スポンサーのロゴにもよると思った。似合うスポンサーロゴは似合う。


コーン(チューズ)ルール
今回、試験的に導入されたコーンルール。ローカルトラックのレースでは採用されていて、今回は実際にコーンを置くのではなく、コーンに見立てた線をトラック上に書いてあり、リスタートしたいレーンの方をドライバーが通過する仕組みとなった。
NASCAR’s choose rule experiment ‘worked well’ in All-Star Race
トラック上にコーンを見立てて描かれた線
Jared C. Tilton/Getty Images
 どのように、働くかやレース展開がどのように動くか注目していた。残念ながら、現地テレビ局(FOX、FS1で放送)があまり、実際にドライバーたちがリスタート前にレーンを選んでいるシーンが映っておらず、リスタート時に見ている側としては混乱する場面があった。ハービックなどは好んでアウトサイドを選択しており、レース全体としても、アウトサイドが有利に見えた。


 親子でオールスターを制す 

チェイスエリオットの父ビルエリオットも1986年のオールスターレースを制している。この時のオールスターレースはアトランタで開催されていた。アンハート家に続く親子2代でオールスターを制した。
OTDIH: In 1986, Bill Elliott leads 82 laps to win The Winston at ...
1986年のオールスター

Elliott joins his father as winner of NASCAR's All-Star race | KMPH
写真:AP Photo/Mark Humphrey

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