2020年7月7日火曜日

アメリカ トランプ大統領がババウォレスJrを批判

 日本時間だと昨日の夜遅く(アメリカでは月曜日の朝)とんでもないツイートを目にした。それは、アメリカのトランプ大統領がタラデガで起こった縄の件について謝る必要がある、嘘のニュースだったと批判ツイートをしたのだ。それだけではなく、その件と南軍旗を禁止したことについても批判した。
 https://twitter.com/realDonaldTrump/status/1280117571874951170?s=20
 
 この件に対してババウォレスは次世代に残すメモとしてツイートをした。
https://twitter.com/BubbaWallace/status/1280208949749460999?s=20

また、タイラーレディックやジミージョンソンもTwitterでババウォレスを支援するツイートをした。

 今回のトランプ大統領のツイートはあと4ヵ月と迫っている大統領選が関わっているのではないかと考える。アメリカ国内で、人種差別の問題が続き南部の共和党支持者が離れていく中で、支持獲得目的でツイートしたとも見受けられる。アメリカでは人種差別発言をした議員は政治家人生が終わるとも言われている。そんな中、直接的に人種差別をしたわけではないが、アメリカという国のリーダーである人物がするべきではないツイート内容だったと思う。

 南軍旗はNASCARで数年前も禁止するべきだという議論はあったものの、禁止にするまでは至らなかった。そして、今回、ババウォレスが声を上げNASCARがその意見を聞き入れ南軍旗の禁止に踏み切った。F1は完全に政治的関与を禁止している。NASCARは比較的、政治関与が多くあるように見受けられる。共和党(トランプ2020)などと書かれたスポンサーもある。今すぐ政治寛容を100パーセント禁止にすることは難しいだろう。NASCARではチャンピョンを獲得すればホワイトハウスに招待される。また、今年のデイトナ500ではトランプ大統領がグランドマーシャルとなりスタートコマンドも行った。(これも選挙活動の一環だったとの批判の声もある)
 しかし、すべて含めてNASCARのエンターテイメントであり、大統領や知事がレーストラックに来てファンが盛り上がるのはアメリカらしさが見受けられ好きである。しかし、このような批判を政治家からされてしまうとファンとしても良い気分ではない。

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