2020年7月6日月曜日

NASCAR ブリックヤード400

 NASCAR ブリックヤード400
 雷の影響で開始時間が遅れた。今年のNASACRのレースは天候に恵まれていない。
 各チームがタイヤに苦しむ中、ケビンハービック(SHR)が制した。今季4勝目。
ハービックはピットのミスでハムリンとの差が開いた場面もあったが、リスタートでハムリンを抜く速さがありレース全体として速かった。
 一方、レース後半をリードし速さを見せたデニーハムリン(JGR)。残り周回数10周までレースをリードしていたが、右前タイヤのアクシデントで壁にヒット。ハムリンのほかに、チームメイトのエリックジョーンズやライアンニューマンなどもタイヤに苦しめられたレースとなった。
 最後のリスタートではマットケンゼス(チップガナッシレーシング)が数周タイヤでは有利だったが、ハービックが良いリスタートを決めて今季4勝目を獲得。ブリックヤード400は3回目の優勝となった。
 また、ルーキーが良い走りを見せた。コールカスター(SHR)が5位完走、タイラーレディック(リチャードチルドレスレーシング)も8位完走と2人のルーキーがトップ10フィニッシュ。
Chris Graythen | Getty Images
マットケンゼス(チップガナッシレーシング)はNASCARが再開したダーリントンからチームに馴染み、二年間のブランクがあったとは思えない速さを見せている。現在、ポイントスタンディングでは28位とポイントでのプレーオフ進出は厳しい状況である。30位以内に入っているので1勝すればプレーオフに進むことができる。

 カイルブッシュ(JGR)はインディアナポリスでも勝ちはお預けとなった。チームメイトが苦しむ中、6位完走と悪くはない結果であるが勝てないレースが続いている。また、デニーハムリン以外のJGRが今季あまり活躍ができていない。

 14周目のコンペティションコーションで全車ピット作業をする中で、ライアンブレイニー(ペンスキー)のクルーが後方でピットしてきたマシンと接触し二台に挟まれる形になってしまった。クルーは無事だった。

次戦は1.5マイルのケンタッキー。現地の放送もNBCから再びFOXになる。

0 件のコメント:

コメントを投稿

約8時間の末決着したデイトナ500 2021

 フロントローモータースポーツの快挙  NASCAR開幕戦デイトナ500は予定通り現地午後3時から開催された。レース開始から14周目に一回目のビッグワンが発生し、雨も降り始め、16周目でレースは中断した。約6時間の中断後、レースは再開された。再開後は14周目までが嘘かのようにシン...