チップガナッシレーシングは#42にマットケンゼスを起用すると発表しました。チップガナッシレーシングの#42にはカイルラーソンがフルタイムで出場していましたが、先週のiRacingのストーリーム中に人種差別用語を言ってしまいチームが契約解除をしました。
その後、#42にはXfinity,トラックシリーズに参戦しているロス チャスティーンが代わりにドライブするのではないかと言われていましたが、若手ではなくベテランのマットケンゼスの起用を発表。ケンゼスは、「予想もしていなかった機会だが、よく考えた結果、タイミングと機会がレースに戻るにはベストタイミング」と声明を発表。#42のスポンサーであるCredit One Bankもサポートの続行を表明。
https://twitter.com/CreditOneBank/status/1254875704774275074?s=20
なぜ若手ではなくベテランの起用に至ったのか?
1番の候補の予想として若手のロス チャスティーン。私もロス チャスティーンが代わりに出場すると考えていました。カップ戦にはデイトナで怪我をしたライアン ニューマンの代わりに#6から参戦していましたが、昨日ライアン ニューマンの復帰が発表され、チップガナッシからのカップ戦参戦は確実と思われていました。
ロス チャスティーンを起用しなかった理由としては、チップガナッシは若手よりも経験豊富でチャンピョンシップを戦えるドライバーを望んでいたことです。ケンゼスは二年間のブランクがありますが、665戦出場、デイトナ2勝、チャンピョンと輝かしい成績を持っています。チップガナッシとしては若手を乗せるリスクよりNASCARを知り尽くしたベテランを乗せたほうが良いと判断したのではないでしょうか。一部報道によると、カール エドワーズとも交渉していたと報道されています。https://twitter.com/JennaFryer/status/1254803004982808582?s=20
もう一つの大きな理由として、ロス チャスティーンの契約の問題です。2020年シーズンはKauling レーシングとフルタイム契約をしており、Xfinityのフルタイムドライバーをチップガナッシが乗せるとなるとスポンサーの問題、Kauling レーシングの後釜などいろいろな問題が発生からだと考えます。
現在、NASCARカップ戦は新型ウイルス感染症の影響で4戦しか開催していないので、マット ケンゼスが第5戦から参戦しても十分にチャンピョンシップ候補として戦うことは可能です。
2020年4月28日火曜日
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