2020年3月16日月曜日

NASCARレース延期発表後の動き

 NASCARは新型コロナウイルスの感染拡大を受け第5戦アトランタと第6戦ホームステッドを延期すると発表し、第7戦に予定されているテキサスでは今のところ予定通りに開催する方向で進められています。
 しかし、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)の発表によると大きなイベントなどは8週間の延期や中止を推奨すると発表しました。これを受けNASCARは正式な発表はまだ出してはいませんが、もし8週間延期、中止になると5月のオールスターレースまでレースが開催できなくなります。

 INDY500はどうなるのか?
 INDYCARでは開幕から4月のレースまでを延期、中止を発表しており5月のインディGPから開催しインディ500も開催予定ですが、8週間の延期になるとINDY500の開催も難しくなりそうです。
 INDY500は練習走行を約1週間、予選を2間行います。練習走行はレースの2週間前に始まるのでCDCが発表している8週間に当てはまります。練習走行などを関係者以外はレーストラックに入れないなどの対策をし開催することも考えられます。

 今後のアメリカ国内、世界中の感染状況により変化すると思うので随時情報を提供していきます。

2020年3月14日土曜日

新型コロナウィルスの影響でNASCARは2戦延期。インディカーは4月いっぱいレースを中止

 世界的流行と発表された新型コロナウィルス。他のスポーツシリーズが開催を取りやめる中NASCARは今日の発表までレースを無観客で開催すると発表していましたが、NASCARの全てのレース(トラックシリーズ、Xfinity、カップ戦)をアトランタとホームステッドのレースを延期すると発表されました。シリーズ中に組み込むのかシリーズ終了後にレースを開催するのかなどの詳細は発表されていません。
 NASCARは今夜トラックシリーズのレースがアトランタで開催予定でした。NASCARとチームは無観客での開催に向けて準備をしていましたが、チームメンバーや働いている人たちの健康を考えて延期に踏み切ったのではないかと思います。
もし、レースを無観客で開催してチームメンバーや関係者に感染者が出た場合、今シーズンの続行も難しくなると考えられるので延期は正しい判断ではないでしょうか。
今後予定されているテキサス、ブリストルは予定通り開催すると発表していますが、今後の状況次第で延期や中止はありえます。
今年で引退を発表しているジミージョンソンは「レースはしたかったが、これは正しい判断。ファンとNASCARのメンバーの健康が第一」とNASCARの声明を支持しています。

インディカーでは開幕戦を無観客で開催する方向でしたが、開幕から4月のレースまで中止が発表されました。セントピーターズバーグとロングビーチ は市街地コースということもあり、延期にしたところで次年内にいつ戻ってくる事ができるか明確ではないため中止に至ったのではないでしょうか?

今、ファンができる事はNASCAR、インディカーの声明を支持しレース再開を待つのみです。



2020年3月13日金曜日

中止か続行か

 現在、世界中で問題になっている新型コロナウイルス感染症。様々なスポーツイベントが中止、延期になっている中モータースポーツにも影響が出てきている。
F-1では今週末に開幕予定だったが、マクラーレンのチームクルーが感染したことや他の感染リスクを考え開幕戦を中止とした。
 NASCARではすでにシリーズは2月に開幕しているが現在、今後レースを続行するか延期にするか話題になっている。NASCARカップ戦は2月にデイトナで開幕し、4戦を終了した。今まではコロナウイルスによる延期、中止など問題なくレースは行われていた。
 しかし、NASCARは今日の午後に声明を発表し今週末に開催されるアトランタと第6戦のホームステッドは観客なしで開催すると発表した。その後のテキサス、ブリストルは今のところ予定通りに開催するとしている。
 
 なぜ中止、延期ではなく無観客で開催に踏み切ったのか?
 ここからは、個人の意見になりますが大きな理由は2つあると考える。
1つ目は、アトランタ、ホームステッド共に年間1レースのみという点だ。NASCARでは多くのトラックで年二回開催されているが一部トラックでは年一回開催になっている。年一回開催の場合トラックの状態(天候など)も考え一番良い時期を選び開催していることが多い。延期となるとチームへの負担、トラック運営側への負担が大きいため開催に踏み切ったことが挙げられる。
 もう一つの理由として、スケジュール調整が難しい点である。NASCARはほぼ毎週レースを開催しており、休みがあるのはイースターブレイクとオリンピック開催期間の8月の2週間だけというタイトスケジュールになっている。延期した場合はファンも観戦することができるが、シーズン中の延期が難しい場合はシーズン終了後にレースすることになり消化試合になってしまう。また、オリンピック期間は放送局などの問題もある。
 これらの2点が大きな理由ではないかと考える。

NASCARのこれまでの延期、中止例
 NASCARは天候の影響で月曜日に延期などはよくあることだが、長期的な延期になると例が少ない。2001年の9.11(まだ、観戦していなかったので曖昧な記憶)の時はアメリカ国内のスポーツイベントがすべて自粛しNASCARも2週間自粛しニューハンプシャーのレースを最終戦後にノーポイントレースとして開催した例がある。また、今までに観客なしでレースを行った例はない。

 

2020年3月12日木曜日

2021年のドライバー情報

 まだ、2020年NASCARカップシリーズは4戦終了した段階ですが、2021年のドライバーの契約の話が出てきました。
 まず、チームペンスキーのライアンブレイニーがチームペンスキーと複数年契約をしたと発表されました。現在3台体制のチームペンスキーは今年からクルーチーフをチーム内でローテーションしチームの改革をしたところでした。
 一方で同じチームメイトでフリーエージェントで2021年のチームがペンスキーになるのか他のチームになるのか注目が集まるブラッドケセロスキーですが、今現在はまだチームとも契約延長の話はしていないとのことです。噂ではヘンドリックに移籍するのではないかと言われています。ヘンドリックは現在、ジミージョンソンが最年長ドライバーで残り三人は若手ドライバーとして活躍しており、今年でジミージョンソンが引退するので、2021年も4台体制で参戦するとなった場合、4台全員若手より、1人ベテランを走らせたほうがチームとしても情報量などの点で有利になるのではないかと思います。
 

NASCARコロナウィルスの影響

 現在、世界で大きな問題になっているコロナウィルス。日本ではイベントが中止されるなど経済的にも影響が出ています。アメリカではこの2、3日で危機感を感じる人が増えたように感じます。以前まではアメリカでのコロナウィルスは遠いアジアで起こっていると思っていた人が多かったのですが、最近ではアメリカ国内でも学校の閉鎖や授業をオンラインに変えるなど影響が出てきています。
 このような状況でNASCARはレースは予定通り開催すると発表しました。しかし、レース開催において変更点や注意点を発表しました。
今日発表された内容は
1. ドライバー/クルーチーフミィーティングを外で行う。レース前に行われるレースの注意点やルール確認のドライバーミーティングは今まではテントなどで行われることが多かったのですが外(open air) で行うとへんこうされました。密室では感染が多いことなどからの対策ではないでしょうか?
2 ドライバーがファンにサインする際はドライバー自身のペンでサインする。
3 ドライバーによるQ & Aセッションなどは外で行う。
4 プリレース、レース後のドライバーの保護。
  プリレースのドライバー紹介、レース後のビクトリーレーンなどでは6フィート(約1.8メートル)の距離を確保する。
この四つの点がコロナウィルスの感染対策として追加されました。
他にもチームトレーラーへの立ち入りの制限や、アトランタではファンやスタッフの消毒、手洗いスペースを追加するなどの対策もしています。
レースは予定通り、トラックシリーズ、xfinity 、カップシリーズと開催される予定です。
西海岸3連戦が終了し東海岸戦に突入します。

初投稿

皆さん!はじめまして。
これから、インディカー、NASCAR の情報を発信していきたいと考えています。特に、NASCAR は日本での放送が終了してしまい情報量がかなり減ってしまったと思うのでNASCARの情報を共有できたらと考えています。

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